2026年7月28日
お知らせ
2026年7月26日~7月30日にカナダのトロントにて開催される、世界最大の生体医工学(バイオメディカルエンジニアリング)分野の国際会議The IEEE Engineering in Medicine and Biology Society(EMBC2026)[第48回IEEE医用生体工学国際会議]で、NTTの以下の論文が"Young Professionals Paper Competition"のFinalist(Top 10)に選出されました。この国際会議には、本論文を含め12件の論文が採択されました。
なお、所属として略称で書かれている研究所名は下記の通りです。
人間研:人間情報研究所
進藤真人(研究員)(人間研)、青木良輔(主任研究員)(人間研)
転倒は高齢者の問題として注目されることが多いが、若年・中年期にも一定数発生しており、早期からリスク要因を把握することが重要である。本研究では、共同実験先の人間ドック受診者など24~63歳の成人225名を対象に実施した姿勢バランス測定のうち、179名の完全な測定データを用いて多変量解析を行い、転倒歴との関連を調べた。その結果、転倒経験者の割合は全体で約10.6%であり、年齢層による大きな偏りは認められなかった。一方で、転倒歴のある人では、足圧中心を細かく制御する能力が低く、股関節を用いた姿勢制御戦略が乏しい傾向が認められた。また、これらの特徴を用いることで転倒歴の有無を高い精度で判別できた。これらの知見は、人間ドックなどの機会を活用して潜在的な転倒リスクを早期に発見し、一人ひとりに適した予防対策につなげるための基盤となるものである。
上記の他11件の論文が採択されました。
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