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2026年8月17日

お知らせ

人工知能分野の難関国際会議IJCAI-ECAI 2026にNTTから論文採択

8月15日から21日までドイツのブレーメンで開催される人工知能分野の最高峰かつ最も権威のある国際学術会議の一つである第35回人工知能国際合同会議(IJCAI-ECAI 2026)にNTTからの論文が採択されました。採択論文は以下の通りです。

なお、所属として略称で書かれている研究所名は、以下の通りです。(所属は投稿時点)
 人間研: NTT 人間情報研究所

■Psychological Benefits and Costs of Diversifying Algorithmic Recourse
(アルゴリズミック・リコースの多様化がユーザにもたらす心理的な便益とコスト)

冨永 登夢(研究主任)(人間研)、山下 直美(京都大)、倉島 健(特別研究員)(人間研)

アルゴリズミック・リコースは、AIによる不利な決定を覆すための反事実的な行動計画を提供する。多様なリコース集合は透明性や動機付けを向上させる可能性がある一方で、反事実的思考に由来する認知的負荷や否定的感情をもたらす恐れもある。このトレードオフを検証するため、リコース集合の多様性と規模を操作するランダム統制実験(N=750)を実施した。その結果、リコースの多様化は、比較的小さい集合では心理的なコストを伴わずに便益(例:行動意欲)を高めた一方、比較的大きい集合では認知的負荷をより顕著にした。これらの知見は、安易な多様化が意思決定者に負担を強いる可能性と、これに対処すべく人間の認知や心理を取り入れた新たな多様化手法の必要性を強調している。

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